「図書・図書館史にまつわる本棚」を作ってみた

 最近、図書館史ってどうやって勉強するんですか、と言われることが増え、また、人前でも話す機会が増えたので、その都度「独学です」と答えるのも心苦しく、言われたほうも困るだろうと思うので、ふと思いついて、ブクログのサービスを利用して、「図書・図書館史にまつわる本棚」というものを作ってみた。

 縁あって大学で「図書・図書館史」の講義を非常勤で受け持つようになったので、その準備のために読んだ本を中心にあげておくことにしたい。もしほかの人に活用してもらえるならありがたい。

 狭義には「図書館史」だが、図書館が収蔵しておくべき資料にも歴史的な変遷があり、文字による記録を伝えるという意味ではメディア史の研究書も無視できない。検閲や出版流通など、そもそも本が出版されるにいたる出版学の分野、また、文学や歴史、思想の研究についても、同様に対象として考えている。資料は随時追加する予定。


図書・図書館史にまつわる本棚

http://booklog.jp/users/library-daikon


 なお、一応自分がパラパラめくってでも最後まで読んだものに限定する(ただし性質上、参考図書類はこの限りではない。使ったことがあるものとする)。また、論文は省略するのでご了承いただきたい。

 できれば、形態別にカテゴリ分けし、国別・時代別など主題にそったタグを付けて「中国」図書館史の記述がある「教科書」とか、アメリカの図書館について書かれた本、とか検索できるようにしたいが、すぐには無理かもしれない。

 慌てて作ったため、おそらくは過去に読んだもののすっかり内容を忘れてしまっている本というのも、絶対にあると思うが、とりあえず。